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好きになった人達

♪さようならさよなら、元気でいてね~♪淋しい。
一人でお出かけになる事は少ない方達だから、この先お会いできる確率は、うーんと低いと思う。

好きな人、気になる人がたくさんいる。
私に「やめないで」とラブコール送って下さった方々、どうぞ裏切ったと思わないで欲しい。
応援して下さってるあなた方がいたので、ギリギリまで踏ん張っていたのです。

「今まで辞めた人達にも、私から『辞めて下さい』と言ったことはありません」と言ってました。
でも、『利用者さん達から認められてたのは認めます』って言いながら、「レベルに達していないのでお約束通りには払えません」て言われたら、(それが不服ならやめて下さい)と言われたも同然と、受け取るしかなかったのです。

仕事がなくなったこの一週間、皆さんの事思い出しています。

週三回の内、私のシフトの二回は楽しいって言って、特に、利用者さんが女性ばかりの火曜午後は、はじけてお茶目トーク炸裂でしたね。
ここでは最若手の『O』さん。始めの頃は、慣れなくて遠慮があったり、メガネが似合うインテリタイプで、静かなトーンでお話されるから、若くてバリバリお仕事なさってたのに、急激な病でできなくなって、心も相当傷ついてるのがわかったから、どうやってほぐして差し上げたらいいのかしら?と戸惑いました。
さすが『薬剤師』さん。薬の事詳しくて、色々教えて下さいました。
”自分の事が自分でできるようになりたい!”って、リハビリ頑張りすぎくらい頑張ってました。疲れが出ると返って逆効果になるからっていうので、押さえて貰う事もありました。
私の書く連絡帳へのコメントが楽しみって言って下さいました。
「ここを辞めるようなことがあったら、私の薬局で働いて」って言って下さるほど、気に入って貰って光栄でした。資格もなく無理ですが、・・・
せっかく仲良しになれたのにねっ。

次に若手のちょっと、困ったちゃん
『O』さんが来られるまで、最若手だったので、周りの利用者さん達が気の毒に思って、色々いたわって下さったり、スタッフも甘やかしすぎたと聞いているが
「あれして!これして!これしたい!それはいや!あれはダメ・・・」
「病気で耳が聞こえにくくなってるから、皆の話が聞こえないからつまらない。近くに来て通訳して!」等々。
あまりにわがままが過ぎるので、『補聴器でもつけたらどうだ』と提案したおじいちゃまに、「病気で聞こえなくなった耳だから、補聴器じゃダメなんだ」って言い分で、「くそじじい」呼ばわりで、大ゲンカしたらしい。
私が入った時には、すでに犬猿の仲?わざと違うテーブルについて、不満ばかり言って、そのくせ一人が嫌で、お気に入りのスタッフを独り占め状態だった。
件のおじいちゃまは、『画伯』。何を言われてもどこ吹く風の超越派。お見事!
(よって、一方的に吠えてるだけだから『犬猿の中』とは言わないですね。)
わがまま『N』さん一人に、手がかかりました。でも、この頃は私の事「おでこにほくろがあって仏様みたい」と、手を合わせて「御利益有ります様に」ですって。
ちょっと、可愛く思う瞬間でした。

ご近所から来られてる、昭和2年生まれの美人オネエ様
私の声掛けの体操指導が一番やりやすいって、いつも微笑みを絶やさずに、楽しそうに運動していらっしゃいました。ご自宅までお送りすることもあり、そんな時長野育ちの子供時代のお話、東京の都会と違って自然豊かな遠州育ちの私と似た経験もお持ちで、楽しい道のりでした。そんな時、私の事が大好きって言って下さってありがとうの気持ちになりました。、
教えて下さった「化粧水」作ってみましたよ。 『Y』さんの様に、美人になれるといいなー!

週の頭に、送迎ドライバーさんから、車の中で私の事を(どうしたんだろう)という話になったというので、「どうなの?」と、電話を頂きました。もちろん彼は言えない事と、はぐらかした様だったけれど。
送迎の車の中は、何となく施設から離れた安ど感からか?ぶっちゃけトークが行き交うという。嬉しいことに、私は人気があるらしい。

私がとっても気になってた方が、辞めたことを知って、途端に何にも言わなくなり、黙り込んでしまわれたというのです。
いつも、ご自分のリハビリメニューを終えると、大きいテーブルには着かず、入り口際のベンチで寛がれるのです。
『Y』さんは(皆さんとの話が好きではないから)と、スタッフから説明されたけれど、私にはそう思えず、何かとコンタクトを取る様にしたのです。
すると、コンピューターの技師さんで、精密なことがお得意
折り紙などオリジナルで幾何学的な物を折ることができ、マヒがなかった頃作った物を見せて下さり、折り方を教えて下さったので、私は覚えたいのと、他の方々にも伝えたくて、イラストで手順を描いたりしました。それを喜んで下さった様で、よく話しかけて下さるようになったのです。
多分、シャイでご自分から話に入っていくのがちょっと苦手なだけだったのではと思ったものです。
この方とも、もっとたくさんお話したり、良い物を引き出して差し上げたりしたかった!

私が、見た目は勿論、性格が何ともチャーミングと思ってるスタッフ『K』さんからメールがあり、事務方の『Y』さんと3人で「ご飯しましょ」と言って下さってる。
ついでに金曜午後の様子も知らせて下さった。

定年まで経理の仕事をなさって、シングルを通された『N』さん
頭脳明晰。周りへの配慮気配りもできて、決しておごらない誠実な方。
私がいないのを気にされたので、辞めた事を伝えると、とても残念がっていたとの事。

ご自分の運動メニューを終えられると、『数独』や、『パズル』をなさったりする。
私と同じ『朝日新聞』なのが分かってから、土曜日版のパズルコーナーの答え合わせをするようになった。私は『数独』特に☆5レベルになると、日にちが替わってもまだ解けない状態で、お会いできる日に間に合わないことがあるが、この方にかかると、「1時間も掛かってしまう程難しかった」というくらい、お得意!☆3レベルなら10分程で解けてしまう事も多いという。反対に、私が10分掛かることは少ない、得意の『クロスワードパズル』が難しいと言われる。
それにしても、『数独』を、こんなにすいすいやってしまう方の頭の中はどうなってるの?と感心するばかり。
もし、この方の現役時代に、私の上司だったとしたら、迷いなくついていきたい!と思う人。
私は、この方が一番好きだった。好感度『ナンバー1』
この方も昭和2年生まれ。

同じ曜日クラスに来られてる昭和2年の方が、あと二人いらっしゃるのだが、何とも皆さんそれぞれに、特徴があってお元気!!!

一人は、戦時中疎開してる児童の先生だったと言う『K』さん。
反応早い。お話にスピードがある。物知りであり、知りたがりでもあって、興味あることへの飛びつきが早い!
常に好奇心いっぱい。腰が曲がってしまってるのが、本人も残念に思っていらっしゃる所だけれど、このお歳でもはつらつとなさってる、御髪が真っ白なのもステキ。
”元気”の秘訣は、おしゃれ心を持ち合わせ、食欲があって、世の中に興味津々でいる事がとっても重要と、利用者の皆さんから教えて貰った。

も一人『T』さん。この方は『アイドル氏』の10歳年下の奥様
アイドル氏の、伸び伸びしたマイペースぶりが好感もてるのは、この方の手の平の中で自由に過ごしていらしたからと思われる。
寒がりのアイドル氏。奥様は暑がり。
いつも、血色好く、真冬も上着の下は半そでや、腕まくり状態。芯から太っ腹な豪傑なのかも?気配り心配りのある、女性らしい品格を漂わせていらっしゃるたおやかな方です。
この方から聞いてびっくりした事。
戦時中、学徒動員された女学生が、『戦闘飛行機』を組み立てていた!というのです。
ま、まさか!?!?!空を飛ぶ飛行機を、女学生が!!!とっても精密な物のはず!
いつも、送り出す時、ちゃんと飛べます様にと祈ったそうだ。

もう一人他の曜日クラスなのだが、昭和2年の方がいらっしゃる。
この方も、理知的な方。しっかりした生き方をされてきたことが雰囲気から見て取れる。音楽がお好きで、いい曲の入ったシリーズもののCDをお持ち下さった。
まだ、来て下さって日が浅い事もあって、充分にこの方の良い所を引き出せないままなのが残念だけど、ひょっとしたら、聴くのが好きだけじゃなく、歌うのも好きで、一緒に歌えたらと思ってお持ち下さったかもしれない。歌いやすくて、歌詞の良い物がたくさん入っていた。

皆さんの事思い出は尽きない。

今心配で気になってる方々もいる。
それこそ『アイドル氏』年末から新年にかけて体調を崩されて、暫くお休みだった。クラスの方々も『アイドル』がいないと物足りないね。と言って復帰を待ちわびた。
寒さ真っ只中ながら、復帰叶い暫く通って下さり、お得意でもあり、ご自分でご自分の体力を量っていらしたのかもしれないが、平行棒につかまって足上げを見せてくださった。以前の調子を取り戻しつつあったものの、春めいてから、朝が起きられなくなり、うつらうつらしてることが多くなって、外出の気力が失せてきたということで又お休み状態。
奥様が、(もうだめよ。言ってる事が正気と、空想の世界を行ったり来たりだから・・)御年令からしたら、そうなのかもしれないけれど、ダンディでしたよ。さりげなくマヒのある方や、女性を優先されてました。
元気になって欲しいです。

私の入る以前から通ってらした方。今年に入ってから3回程来られて、その3回目は、「このところ食欲がない」と言われて、目にも力がなく、血圧を測らせてもらった時(こんなに腕が細くなかったはず?)と気になった。
ずっと、買い替えた靴が合わないと不平をおっしゃってたから、足に当たって痛いのは、ベルトの縫い目の辺りと確認できたので、そこに柔らかい布とキルティングの綿でガードをして差し上げてから、2回目の日だったかしら?
ちょいと天邪鬼で、ご自分のしたい事しかしないし、怒ってるわけではないかもしれないけれど、単語くらいに要約した言葉を、急に声にして発するって感じの話し方だし、否定語が多いので、怖い感じに思えたが、どこか憎めないものを持ってる方でもあった。
私が靴を補正してるのを見てた眼差しは柔らかかったのを覚えてる。
4回目からずっとお休み。
多分、自宅で一人で暮らすには無理な状態になってしまったのだと思う。

あー、心配するだけで、何にもしてあげられないんだもの。せつないね。
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介護の仕事で学んだ事 Ⅱ

この仕事だったから会えた人達に、教わる事がたくさんありました。

昔習ったことを、良く覚えていらっしゃる方が多かった。
日本の歴史上の事柄や、人物をよく御存知だと思った。
戦前の教育の賜物なのでもあるのでしょうか?
大正生まれの方が何人かいらした。
「歌」を良く御存知で、一番だけでなく全編通して歌って下さるしっかり者の『I』さん。
歴史上の事が歌詞になってる物が多く感心した。

現在の「天皇陛下」がお生まれになった時の「お祝いの歌」全部歌って下さった。
他の一人は「宮城から祝砲が鳴って、男子誕生がわかり、提灯を持ってお祝いに出向いた」など、当時の事を話して下さった。
「乃木将軍」など、当時の偉人を称える歌も多い様だ。
歌詞にその方の功績などプロフィールが込められていて、メロディと共に自然に覚えたと言う。
子供って興味あることは何度も繰り返しては、字が読めないのに、意味が分からないのにしっかり暗記する。メロディのあるものは尚更。
この方法はとてもいいと思った。
テスト前、年表を覚えるのに、数字に言葉を織り込んで暗記した覚えはある。
歌で覚えておけば、しっかり内容まで記憶に刻める。

「数え歌」を一つ覚えた。
他の曜日の方が、途中から忘れたというので、『I』さんに歌って貰い、覚えて伝えた。

♪一番初めは『一宮』・・・イチバン ハジメハ『いちのみや』
♪二は日光の『東照宮』・・・ニハ ニッコウノ『とうしょうぐう』
♪三は讃岐の『金毘羅さん』・・・サンハ サヌキノ『こんぴらさん』
♪四は又信濃の『善光寺』・・・シハマタ シナノノ『ぜんこうじ』
♪五つ出雲の『大社』・・・イツツ イズモノ『おおやしろ』
♪六つ村々『鎮守様』・・・ムッツ ムラムラ『ちんじゅさま』
♪七つ成田の『不動様』・・・ナナツ ナリタノ『ふどうさま』
♪八つ八幡の『八幡宮』・・・ヤッツ ヤワタノ『はちまんぐう』
♪九つ高野の『弘法様』・・・ココノツ コウヤノ『こうぼうさま』
♪十で殿様『お国入り』・・・トオデ トノサマ『おくにいり』

まりつき遊びをしながら歌った様だ。各地の有名な神社を遊びながら覚えたのでしょう。
私が、初耳だったのが、五つめの『出雲大社』のこと!
「いずもたいしゃ」と言うのが一般に浸透してるけれど、
正式な読みは「いずもおおやしろ」ですって!!!

※『縁結びの神様』として知られる『大国主大神』を祀る出雲大社は、御本殿を修理する『遷宮』が60年毎に行われていて今回は「平成の大遷宮」と呼ばれ、今年は祭典や奉祝行事が予定されてる様です。
2年前の震災の年に、縁あって初めてお詣りしたのですが、御本殿は修理中の為覆われていました。昨夏取り外されて、今は新しい姿が見られるようです。
今年は『伊勢神宮』もですね。

歌に、知っていると役に立つことを読み込んで覚えるって素晴らしい知恵。戦前の教育を受けた方々は「歴史」などに詳しい方が多いのは、こんなこともあるかしら?と考える様になりました。
今の時代も、もっともっと取り入れたらいいなーと思ったものです

介護の仕事で学んだことあれこれ Ⅰ

介護の仕事で「分かった事」「学んだこと」はたくさんあった様に思う。
せっかく、携わった仕事だから、自分の為にも、人さまのお役にも立てたい。
仕事辞めたから「これにておしまい」なんていうのでは、あまりに勿体ない。
仕事が嫌になったわけじゃない。
利用者さんが嫌いになったわけじゃない。
ボスの「人の使い方」と、「ガツガツ・チマチマした蓄財手段」に嫌気が差したからだから。

体験したことが一番身に付くが、体験談を聞かせてもらうのも感じ入る物が大きい。
例えば、「脳梗塞」など脳神経の病気では、「麻痺」等の後遺症が残る。
患者さんは、入院中にリハビリを受けるが、自力歩行可能になって退院できるわけではない。
当面は、いや長きに渉る方が多いが、自力での移動は難しい。
車イスや杖・歩行器歩行の介助を家族等の身近な人達が担う事になる。
これらの介助は、急にこういう状況になる訳で、勉強していたわけではない。

それで、改めて気づいた。
介助する人への「レッスン」が必要だ!!!と。
車イスに乗せてスロープを下りる時は、大変だけれどバックで移動すべき。
患者さんは前につんのめって転がり落ちる可能性がある。マヒがあったり、痛みがあってしっかり掴まっていられるとは限らないから、目で見ただけでは、大した傾斜に見えなくてもである。

これは利用者『T』さんから生で聞いた話。
見た目は緩やかな傾斜を、奥様に車いすを押してもらってた所、乗ってる本人はとても不安定で「ダメだよ。あぶないよ。」と言ってるうちに、転がり落ちてしまったというのだ。
そう言えば、95歳アイドル氏を食事に同行されたお嬢さんが、段差で車イスがひっかかり転がり落としてしまったと、連絡帳にあった。

デイサービスも入所施設も、利用者さんへのフォローがメインだから、介助のご家族へのレッスンまで提供してる所は少ないのでは?と思う。

私が「介護ヘルパーの研修」を受けたきっかけは、仕事にできる前に、病に倒れ無念でいる兄の介助をする時に役立つと思ったこともある。勉強して良かったと思った。
ただ勉強しただけでは、そこで止まってしまうことになるから、仕事にしようと思った。

身近な人の介助が急に必要になった時、どこの病院にも、必ず教えてくれるコーナーが常設されてるってことだったらどうでしょう!
私のいた介護施設は、当たり前のことかもしれないけれど、希望があればご家族の見学を受け入れていて、それは評価できることだった。
こういう所で「教えて」と言えば、「教えられない」とは言えないはず。
事業所側から、積極的に「教えます」と謳ったらいいと思う。

片マヒの人の段差上り下りも、体を支えやすい順序がある。
上りは、動きのある足を先に上げて、高い所に足を踏ん張らせてから、マヒの足を引っ張り上げる。
下りは、悪い足を先に下す。その間高い場所にある足を踏ん張って、体を支える。

何事も知ってると知らないでは、同じエネルギーを使っても、結果に大きい違いが出る。

「デイサービス施設」退職しました。

訳のわからん事言う人に、見切りをつけたという事です。

先日の面接後に「今期確認書」に捺印して提出の書類が連絡棚にあった。
「雇用契約書」では、アップすることになってる時給の¥20が、前期据え置きのままに記載してある。
ガッチリ屋の所長だから間違いではなく、何か意図がありそうな予感はしたが、確認するしかないので、確認してみた。

「雇用契約書では、1年経ったことで上がることになってる時給が上がってないのは、レベルに達してないというご判断ですか?」と。
すると、「そうです」との返事。

(なんじゃその言いぐさ)という心境。
「ヘルパー2級」の資格を持って、当たり前にトイレ介助も、マヒの方の介助もし、ここで要求されることはほとんどしてきている。
安いけれど、この業界みんな似たような賃金ラインで働いてるから、しょうがないと思ってた。
雇用確認の度、何やら出し渋り気味な態度に、嫌な気分はあったが、日が経つに連れて「利用者」の方達の人柄や、状況が分かってきて、好きになったり、何とか楽しい気分にしてあげたいという気持ちになり、その気持ちがあったからこそ、ここまでやってこれた。
それで、事業主の「何かにつけて出し渋り体質」には我慢してきた。

スタッフが辞める度「辞めたスタッフの分は、スタッフ間で連携をとってフォローしあい、仕事を回してほしい。プロなんだから」と、具体的な意見も計画も示さず、口先だけで旗振りされて、しんどい思いをしつつ頑張った。

やっと、昨秋スタッフ補充の求人をする気になってくれたらしく、ここの事業所の求人広告が新聞に折り込まれていた。それで知ることとなった。
資格不問」「時給¥900~¥1200」「制服用意あり」とあった。
てことは、なんじゃ?この私、資格あるのに最低賃金!
ポロシャツが基準服ゆえ、自前で用意してと言われた。

12月にやっと一人入ってくれたが、事務職故、トイレ・マヒのある人介助はさせられない。連絡帳記入もらしい。この方本人は好感度ある人で、気を利かせて手伝ってくれようとするが、資格はないので、頼んではいけない事が多い。

私の仕事ぶりを見てくれてるかどうかはわからないけれど、大変な仕事と思うらしく、利用者さんから「随分もらってるんでしょ。」「ボーナスあるでしょ?」と言われることがある。
本当の事言いたいくらいだが、守秘義務があるから「この業界、仕事の割に賃金安いんですよ」と答えるのが精いっぱい。更に「嘘ばっかり、安いわけないでしょ」とまで言う人がいる。
金一封どころか、びた一文おまけもなし。おもしろくないけど、おまけの世界は事業主の采配次第、懐が大きいかどうかであって、雇用契約には無いのだから仕方ない。
一年にたった一度の「慰労飲み会」も会費が必要だった。
「二次会:会費無料」と、わざわざ書面での通達があった。が、二次会は無く、9時台には解散になった。
イベントを楽しくしようなどという、サービス精神もないし、話がうまいわけでなく、”お開き結構”だったから、それでよかったけれど。お金出す気もないのに、通知をするのがこの人のわからん体質。

「インフルエンザ」の予防接種も、「型が合うとは限らないし、受けたからってかからないというものではないけれど、自分で受けるならどうぞ」という。自前で受けた。
これは、明らかに介護事業所として業務の一端で受けさせるべき事と思うのだが、必要経費でさえ出し渋る。
この辺が、二言目には「国の介護保険のなかの業務だから」ときっちりした事言う割に、ズサン!というより、確信犯じゃないの?
他にも介護事業所として規約違反あるんじゃないの?と勘ぐってしまう。

従業員の給料も、決して気前よく支給してるでないというのに、規約上にあるアップさえも欲しんで、その言いぐさが、具体的でない自分の勘定だけで「目標に到達してないから」というもの。
どう働いたら気が済むんかい?
この先も区切りごとに嫌な思いさせられると思う。
難癖つけられて、¥20を欲しまれてまで、ここで働くほどの魅力は無い!
払うべき給料さえ、出し渋るような事業主の為に働く気持ちはない。

必要な資格を持って臨んだ仕事でありながら、今までの仕事の中で最低給金でありながら、この処遇である。所長には屈辱さえ覚える。

仕事の内容だけで判断すると、一番遣り甲斐はあったと思う。
入ったばかりの時、利用者さんの定員に達してた回はなかったのが、どんどん増えて、最近はほぼ満員。
「待ち」状態。
キッチン説明訪問」もほとんどの方が喜んで下さった。役に立つことを伝えることができる!嬉しい仕事に出会えたと思ったものだ。
介護の仕事」はもっとたくさんの方が必要としてる分、お手伝いできる側にいる自分はありがたいと思った。利用者さんを笑顔にできると、なにより嬉しかった。

ここの所長なら言いかねないと、半ば想定してはいたが、あまりに即答であきれた。
それで、私も「自分はかなり頑張ってきたし、利用者さん達からもお褒めの言葉や、ありがとうの声を頂けて、それを『ご褒美』と思ってこれまで、やってきましたが、所長の評価が思いもよらない厳しいものだと知った今、モチベーションが持てませんから、辞めさせて頂きます」
「これはお返しいたします」と承諾書はお返しした。
「『雇用側』も『働く側』も一ケ月前には通告義務があるはずですし、いきなり辞めるのは利用者さん達を裏切る様で申し訳ないので、いつまでにしましょうか?」
というと、「モチベーションがもてないまま来てもらってもしょうがない」と言う。
なのに、じゃあいつまでとは言わないので「とりあえず、今週いっぱいは勤めます」と、言って、午後の部では誰も気づかない程、普通に明るく利用者さんと過ごした。

とりあえず、共に気持ちよく付き合えた3人が5時上がりだったから、帰り際簡単に経緯を話し「いつまでかは、所長預かりになっているが、近い内やめる事になると思う」と話した。当然、この二人は気持ちよく一緒に仕事してきたし、一人辞めたらそっくり負担になって戻ってくるし、あまりに急なことでもあるし、びっくりして引き留めてくれた。
やはり、午後の私の仕事ぶりの様子からは気付かなかったらしい。

この翌日は私は仕事の日ではないので、朝ゆっくりしていると、所長から電話があった。
この言いぐさが、「小心者なのに空威張り調子」上目線で、意地になって頑張ってるのが、息遣いで分かった。
私には、しっかりやってきた自信と、”使ってやってるモード”のボスに何の未練もないので、堂々とゆるぎなく「思い」を伝えた。

「他の人には話してないですか?」ときたよ。
そりゃ、給金出す気はないけれど、自分の出し渋りでやる気なくしたのは知られたくないでしょ。
利用者さんに話されるのはもっと困るらしく、「気持ちが変わったようならと思って電話したけれど、モチベーション持てないと言うなら、もう来なくていい」と言う。
「けじめとして、明日は参ります。水曜の午後も普通にいつも通り勤めましたから、明日もきっと大丈夫です。利用者さんにはなんら関係のない事ですから」
と言って、普通に出勤した。

朝の準備をしてる時に
「利用者様には、『辞める事』は自分からは一切言わないで欲しい。今月末の退職とさせてもらうけれど、来週からは来なくていいです」ということになった。
「多分利用者さん達から『どうしたのか?』聞かれると思うので、『ご事情があって辞めました』と言う事にさせて下さい」ということだった。
あくまで、私から本当の事を言われるのが困るので、接触させたくない。というのがありありだった。

所長から信頼されてる「ケアマネ」女史と、近々ここの支部を任せてもらう事になっている、若い男性スタッフには、私が利用者さんに何か言わないよう、連絡帳に書かれない様マークするよう言われているのを感じた。
そんな姑息なことをする気もおきない。
いつも通り、けど送り出しの時、(もう来週からこの人達とは会えなくなるんだ)と思うと、利用者さん達の支持があって勤めてきただけに、涙が出そうになるのを必死で抑えながら、笑顔で手を振った。

『欠席裁判』同様、いない人は言いたいように言われちゃうんだろうけれど、私がいい加減な人間じゃないとわかってくれるしっかりした利用者さんもいると思う事を信じてる。
「どうぞ」である。

気分は悪いが、もうこの人の下で働かなくてもいいと思うとスッキリした。
ただ、お手伝いしてあげたい利用者さんに何もして差し上げられなくなるのが、心痛い。
介護保険の中で出会った方々だから、『個人情報保護法』の順守から、連絡先は当然知らない。
自分の時間で、自分の気持ちで、慰問に行くこともできないし、まだまだお役にたてる健康体でありながら、せっかく知り合い、私を支持して下さった方々に何もして差し上げられないのが残念。
こんな事業主に出会ったことは不幸?それとも良かったの?

今までの人生にも、色々な事柄や、たくさんの人達と出会った。
それがその時は辛い事、嫌だったことであっても、よくよく考えると、『大事な体験だった』と思う事の方が多い。
私は「直線コース」より、時々一休みしたり、迷ったりの「遠回りコース」で歩いてきた。
これからも?きっと。

こうなったことの流れに逆らうのは、無駄なエネルギーを消費することになるだけだから、結果良いか悪いかは、時に任せるのみ。
『イエス』か『ノー』か『右』か『左か』決める時には、その都度自分の心とは向き合ったてきたから、特に今回の件、『ノー』とした自分の気持ちに揺るぎはない。

近々、事業所の支部が出るという。大きくなろうとしてる訳だ。
どの業界も、良い人材が財産と思う。
気持ちや体が弱ってる人のフォローが仕事のこの業界は、特に人が財産と思うが、スタッフを大事にすることより、ガツガツ貯められる人が勝つのかしら?

何に自信を持ってるのか私には分からないけれど、この人がどうなっていくのか、見てみたい気もするなー。
他人を陥れても、がむしゃらにできる人が、その場では良い待遇を勝ち取るのを見てきた。が、心中楽しいかどうかは全くわからないし、どこまで良い思いをして生きられるかも分からない。

あーあ面倒な介護制度!難しい人

介護の仕事
世の中は理不尽な事がいっぱいある。
先日「介護の仕事に疲れはてて、娘さんがとうとう離職」したことを、母親が新聞に投稿していた。
利用者さんを楽しい気持ちにしてあげたくても、最低限の事をするだけで時間に余裕がない。
理想と現実の狭間でやるせなくなったのと、楽しませてあげたくて企画する行事への準備は時間外でするしかなく、体も持たなくてへとへとになってしまったという。
それでいて賃金はとても低い。
重要な仕事ということが認知されていない。
続けるのは大変な忍耐が要る。

御老人や、病気やケガでお体の自由が利かなくなってしまったり、思考に問題が出てきたり、残念な思いでお過ごしの方々のお手伝いをしたい!
できれば、少しでも楽しい気持ちになって頂きたいし、喜んで頂きたいと思う!
このことが、最低限しなければならないことに振り回されてしまって、やってあげられないのが現状かもしれない。
日常的にスタッフが足りてないのである。
私の勤務する「デイサービス」でさえそうなのだから、24時間お預かりする「施設」では尚更だと思う。

私が今の所で頑張っていられるのは、少人数ゆえ、みなさんに目が届く。
個々人の特徴、嗜好や思考もある程度わかってきて、色々な話題が生れるし、私がきっかけを作って盛り上がる事もある。たくさんの笑い顔が見られることも増えてきて、『ここは楽しい』『来て良かった』『辞めないでね』と言って下さる方がある。こんな言葉が支えになっている。

もう一つ、気にかけているのは、連絡帳への記載文。
後々読み返した時、(あーこんな事したんだ。こんな事話してたんだ)など、日記の一端になったり、又ご家族の方が、(外でどんな風に過ごしているのか?)知りたいとも思うから、その日のご様子、すてきな装いなど、その方がちょいと輝いてた事などを添え書をしている。
これも、利用者さん達から好評で、『前は開きもしなかったけれど、読むのが楽しみになった』と言って下さる方がいる。
これは、みなさんを観察しないと書けない。
信条として、性分かな?一人ぽつねんとさせてしまうのが嫌なので、なるべくみんなを巻き込みたい。
皆さんと笑いながらお喋りしてるけれど、結構表情を観察しているつもり。

ところが、これを覆されるような事を所長から言われたから、もう昨日から憂鬱で不愉快で凹んでる。
今期の目標を設定する様お達しがあったから、
”前期に引き続き、笑顔で一人一人に向き合う事を信条としたい”と答えた。
すると、こう言われて驚いた。
『この業務は、笑顔で楽しませる事が良いとはいえない!』
『サービス業は笑顔で接客が最優先だろうが、ここは国の介護保険事業としての業務であり、相手の話を遮ってでもしなければならない事が優先である』・・・???
『けがをさせない!事故を防ぐことが第一の目標であるべき』
どうも私の事を、ただやたらに喋くりまくっているとでも思ってる様子。心外である。

事故起こさないのは大前提で、実際に転ばせたことはない。その上で心掛ける事が自分への目標だろうと思っていたから、この言われ方に驚いた。
トイレ介助やら、運動コーナーへの誘導など、利用者さんが移動する際の介助は優先してるし、単純な動きの連続運動にお喋りを挟むことで、一休みをしてもらったり、退屈にならない様にと、気にかけていた。
何をもって、何を見て、こんな言いかたされるのか?

仲良くやってると思ってたスタッフからの進言でもがあったのかしら?
(ごめんなさい。確かに一人苦手さんがいるけれど、この方とは心の中で役割分担をして、張り合うようなことはしてないから、トラブルは起こしてないはず)
個々へのリハビリ確認時くらいしか下に下りてこない所長が、私のどこからどこまでを把握してるのでしょう???
というか、所長一人に誤解されてるだけでも気分悪いのに、この人だけじゃないって事だとしたら、明日から仕事やりにくーい!!!

笑顔で対応』これは、ここではさして評価の対象ではないらしい。
『あくまで事故トラブルを起こしてはならないという事が、最大目標であってほしい』
と、なんべんも言われた。
転ばせるのが一番怖い事、危険な事と思うから、これは、言われなくてもいつも心に言い聞かせ気にかけている。
全員送り出した後はホッとする。
帰宅すると甘い物でお茶が飲みたくなって、夕飯の後は横になりたくなる。
相当疲れてるのを感じるけれど、利用者さんの前では『見栄』を張って、いつも元気にしてるから
『元気印の○○さん』と呼んで下さる方がいる。


ここ一ケ月の間に、テーブルにおでこをぶつけた利用者さんがいた。
翌週くらいに、トイレに立とうとした利用者さんが転んだ。
どちらも、そばで私の苦手な口うるさいスタッフが誘導の声を上げていた。

一つ目は、私が休憩から戻ってきたら騒ぎになってた。
このテーブルのことは、天板が「強化ガラス」で、薄いし角が鋭角だし、体重がかかると、しなるのが気になって、導入したすぐに、所長に心配の旨を申し上げた。
その時は何の手を打つこともなく、けがをしてからガラス部の周囲にカバーを取り付けた。

二つ目は、私が利用者さんを、お迎えに来て下さったご家族に引き渡しの送り出し最中で、背中の方で音がして振り返ったら、倒れていた。両隣に口うるさい苦手スタッフと、所長からの信頼厚いケアマネさんがいた。二人で両脇から介助しようとした矢先みたいだった。

これらの事は、”スタッフみんなの責任である”という結論になり、注意を促された。

ここで、仕事を始めて一年ちょっとが経過した今、私が介助中に転ばせたことは一回もない。これは、認識してないらしい。
お喋りしてる=注意力散漫」というのが固定観念のようである。
ヒヤッとすることはあった。本当にヒヤッとしたから、状況もしっかり覚えている。
一回は、思わず抱きしめて防いだ。
もう一回は、さっとお尻の下に太腿を差し入れて間に合ったから、尻餅にならずにすんだ。

急に立ち上がると「よろっ」となる方が多いから、お喋りだけに夢中になっていられない。でも、そう見えているってことのようだ。

私がついでにしてあげられる事なんだからと、ちょっとした買い物を引き受けたりしたのも『余計な事をしてはならぬ』『業務外の事はルール違反』ということの様だ。
これはしっかり注意され、今回だけやってあげたいと言ったがダメだった。

ちょっとじゃなく、たくさん気難しい男性利用者さんがいて、ここに靴屋さんが来て、試着して決めた靴が「合わなくって痛い」と毎回不服を言うので、家からキルト用の綿と、やわらかいフェルトを持って行って、足に当たる部分を確認して、パッチ状に貼って差し上げた。
こんな事もやればできる事だから、構わないと思うし、やってあげればいいじゃんと思う。

又体幹が定まらない女性の、靴底が剥がれぺろぺろしてて危険を感じたから、次週ボンドを持参して貼って差し上げた。
転ばぬ先の杖」と思うが、こんな私が、鼻につき目につくのだろうか?

最近では、歌が好きな利用者さんが、私も好きだし一緒に歌う事もあり、「これイイよ!貸してあげる」と言って、「CD」を持ってきて下さった。
利用者さんに物を借りるのもダメ!と言う事で、他のスタッフがしっかり返してた。
こういうことは、してはならぬ事。
こういう好意を、キッパリ断れない私はダメ人間との評価の様だ。
断る事でしらけることだってある。心をチクッっと痛くさせてしまうのは、リハビリに反することにならないの?
リハビリ』は体だけのことでなく、『心のリハビリ』も大切と私は強く強く思う!!!

私は、ここの施設長のお気に召さないらしい。
自分から辞めると、『辞めないで』といってくれる利用者さんを裏切ることになりそうで、言いだせないが、「辞めてくれ」とはっきり言ってくれれば、理由があるだけに即辞められるからスッキリする。

介護職員は安賃金で、体も心も擦り切れてしまうのに、経営者の破綻をあまり耳にしないのはなぜ?
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