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思い巡る8月

 終戦の8月になると戦争の話題が、テレビ・ラジオ・新聞・刊行物などマスメディアからいつもよりずっと多く取り上げられる。今年は終戦から65年目の夏。
 体験者の方々は年追うごとに高齢になられ、余命短くなってきている。生き証人のいる今の内に話しを聞いて、語り継がなければ、消えてしまう。記憶の中に消してはならないのが戦争で犠牲になった人達の事。その人達を失った肉親の苦悩。失ってしまった大切な人大事な物。そして、残ったのは心と身体への傷跡。
 聞いているのが苦しい。見るのが辛い。でも、戦争知らない私は耳を塞いではいけないと思う。目をそらしてはいけないと思う。


 私のはじめての子供は、戦後30年以上経ち、世の中平和になり物質に恵まれた、終戦記念日の8月15日に誕生した。だからよけいに8月になると意識が戦争の事に向く。この日も暑く午後には、にわかに曇ったかと思うと雷が轟き、正に夏らしい日だった。
 
 病院のベッドで、ベテランの助産師さん(その当時は助産婦)に付き添われ、朝早かったので、遅れて来た主治医のドクターに縫合の後処置してもらい、安心体制の中での出産。それでも初めての事ばかりで不安や心配だらけだった。その後の育児だって今だから楽しかったと思えるけど、渦中は大変の連続だったと思う。
 こんな自分の命と引き換えくらい大変な事を、戦時下のお母さん達はどんな思いで迎え、どれほどの苦労に耐えたのでしょう? 
 清潔な施設、おしめ、柔らかい肌着、食べる物も不足している日々の中、おっぱいは出たのかしら?代わりになる良いミルクがあるわけじゃなく・・・薬も病院も医師も不足してる中、助けられなかった命も数知れない事でしょう。ストレスなんて言葉では片付けられない、いつ襲われるかわからない空襲の不安。全く無抵抗な小さな命を抱いて逃げ惑い、逃げ切れず事切れた命も数知れずあったのですよね。

 話を聞き、想像するだけでも息が詰まりそうに苦しくなる。
 どの方の話も辛い。人の数だけ辛い体験がある。

 全く無防備な一人の命を育てる為に、親はエネルギーのほとんどを使い、たくさんの人達も関わってやっと一人立ちできるまでになって、偽りの正義の為に、無駄な人殺しさせたり、殺されたりして良いわけないです。 
 手塩にかけて育てた子供を戦場に送りたいと思う人がいるでしょうか!絶対に嫌!!!

 ぜったいにもう二度と戦争はしないで欲しい。世界に誇れる日本の憲法を、何人も守って欲しい。
 日本だけのことでなく、世界中のどこでも、人が人を武器で傷つけ、命を奪い、傷跡のみが残るような愚かな戦いは絶対やめて欲しい。

 言い伝えて語り継いで、忘れさせない事が、悲惨な戦争を繰り返さない事に繋がるはず!

 8月になると、いつもよりよけいに戦争は嫌だ!戦争はしないで!と叫びたくなる。

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