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私の誕生日の季節

私の誕生日は27日。
6月下旬と言えば、梅雨の真っ只中。
思い出すとやはり雨が降っていた事が多いような気がする。
それで、涙の量が多いのかなと思ったりするのだが・・・子供の頃良く泣いたかもしれない。

食べ物の好き嫌いが多くて、食べられなくて泣いた。だからか?虚弱児で身体も小さく、小学1年2年の頃は学校に行くと熱が出て、しょっちゅう早退していた。だからたまに最後までいられてみんなと一緒の下校になると、いじめっ子達から通せんぼされたりして泣いた。

その頃映画館で映画を見るなんてことはめったになく、時々学校に、巡回映画教室というのがやってきて、時のニュース、理科の実験模様(今の教育テレビでやっている前身のようなものだったような気がする)最後にドラマ映画となっていた。これで泣いた。

小学校まで約2.5キロ(もっと遠い子もいっぱいいた)あって、次兄が小学校に上がる頃、父達有志が団結して奔走し、2年生までの分教場ができたらしく、私は当然のように分教場に通った。
教室は二つ。1年生用と2年生用。映画教室の日は、2年生の教室に暗幕を引いて暗くした中でみんな一緒に見た。暗いのが嫌で泣いた。

まず、しょっぱな炭鉱の落盤事故のニュースというのが印象的。一家の大黒柱のおとうさんを亡くして、ただ涙あるばかり。泣けないわけがない。
一度嬉しいニュースがあったのを覚えている。
それは、南極にやむを得ず置いてきぼりにされた犬の「タロ・ジロ」が次の越冬隊が到着した時、生きて尻尾を振って出迎えたシーン。嬉しくて泣いた。
これを乗り越えると、理科の実験や、植物の育つ過程などの映像を見ることができて、これは楽しみだった。
その後の極めつけが、ほとんど悲しいドラマ映画。大体が貧しさの中で、幾度もの困難に巻き込まれながらも健気に生きる人間を描いているのだから、泣かずにはいられない。
「隣りの教室に行ってなさい」ということになって、思い返しても最後まで見られた事はほとんどない。

「にあんちゃん」も、ちょこっと見ただけ。
・・・貧しくて学校にお弁当を持って行けず、校庭の隅の水道の蛇口に口をつけて水を呑んで、空腹を我慢している主人公の姿を覚えているだけ。
主演は「長門裕之」さんだったと、後年映画好きの友人から、内容のあらましと共に聞いた。

「キクとイサム」も、・・・半分くらいは見たかもしれない。
親がいなくて、おばあちゃんに育てられていて、姉弟二人で味噌汁を作るのだけど、「交互に味見をして、濃いといっては水を足し、薄いといっては、味噌を足す」このシーンだけがずっと残っている。
この映画についての記事を昨年2010.10.8付け朝日新聞に見つけ読んだ。
この時の、「キク」役は「高橋エミ」さんという歌手の方で、1959年6年生の時主演したという。混血児を育てるおばあさん役が、4月に98歳で亡くなられた「北林谷栄」さんで、この方を偲ぶコンサートを開くというものだった。
映画の中の境遇と近いエミさんを、北林さんは精神的な支えになってくれたという。
映画の外にも、ドラマが息づいていたんだと知った。

多分最後まで見たのは、「二十四の瞳」だけのような気がする。今思えば、自転車で現れた島の分教場のおなご先生役が、去年暮れ亡くなられた高峰秀子さんだったんだとわかったのは、高峰さんのエッセイが好きで、読み始めた頃だった。

泣いてばかりいたから、映画について語り合う事もできないくらい、ちゃんと見たことのない子供時代だった。

今は泣かない!
と言っても人前では極力泣かない!
辛い事では泣くのは我慢できる。
けど、感動場面での涙は、拭けども拭けども止めようなく、勝手に出てしまう。
運動会などで、ビリでも諦めないで走る子供達の姿には、弱い。拍手をしながら目からはどくどく涙が溢れる。太陽の下、みんな笑顔で声援を送っていると言うのに、これは困る。多分これは、子供を持ってからの現象のように思う。
子供の感性で書かれた作文にも弱い。
随分前になるが、郵便局で、順番待ちの間に、ラックにあった子供の作文集に目を通していて、入り込んでしまい涙が止まらなくなってしまったところで、私の番が来て呼ばれた。
急いで出てる物だけは拭いて窓口に行ったんだけど、目が真っ赤になってたらしく、「どうされましたか?」と聞かれ困った。
それ以来、電車内など、人の目があるところで、感動的な子供の物は読まないようにしてる。

この頃毎日涙が出てる。
NHK「おひさま」を見ては・・・
震災で大被害を被った人達が、健気に再生に向かって歩き出したという報道に・・・
これらは多分良い涙。

困ったことに、不本意ながら泣いてることもあって、簡単には他人に話せない、身内の事も積み重なっていくばかりで・・・これは、感動じゃなく辛すぎて一人になると涙が出てる。
良くない涙。

と、梅雨時生まれの私は涙の生産量が多いのでは?と思えるくらい涙がたっぷりある。
もっと、深ーく考えたら、一年の内で、おひさまが現れてる時間が一番長ーい時期でもある。
だからか?いつまでもぐずぐず湿ってない。
いつの頃からか?大体他人と話す時は笑顔になってしまうから、泣き虫と思われることはあまりなくて、「いつも元気だね!」やら、「打たれ強いね!」やら、場合によっては、「落ち込むことはあるの?」なんていわれることさえ・・・
いいえ、本当は弱虫の泣き虫。

水気も多いが、お日様の影響も大きい、おもしろい時期に生まれ出てきたことを楽しまなくっちゃモッタイナイ?!
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