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昭和の大横綱 『大鵬』

昨日の朝刊で「訃報」を知った。号外が出るくらい凄い人だったんだと、改めて思った。
「巨人・大鵬・卵焼き」の人。人々が共有できる価値観の象徴だった人。
なんとなく、口にしてたけれど、ご本人は、「有望選手を集めれば勝つのは当たり前。こっちは裸一貫なのに」と、同列で語られるのは不服だったと、朝日新聞のコラムで知った。

子供の頃は「相撲」が嫌いだった。
たわいもない理由からだった。
家の中で「父親」が一番権威があったから、この期間は「相撲」が大好きな父がテレビを占領して、子供番組が見られないからだった。

でも、期間中はいつもテレビで見るともなしに、見ていたから、「大鵬」さんの活躍は知っている。
大きい人だと思った。優しい顔の人とも思った。
こんなに大きいんだから、勝つのは当たり前くらいに思った。

当時、小柄で虚弱体質気味だった私は、大きい子には、運動では、何しても勝てっこなかったから、「大きい!」と言う事だけで羨ましくもあり、「大きい!」から勝てるくらいに思ってた。
だから、「大鵬」を応援したことは無かった。
聞かれると「柏戸」が好きと言っていたように思う。そして、取り組みが始まると対戦相手が誰であろうと、そちらを応援した。

多分、親は私を「へそ曲がりな子」と心配したと思う。
子供は、単純に「強い人」「きれいな人」など、見た目に格好よく映る人を好きであろうに、一番ではない人を好きと言うのだから。

今でも、特別強い人より、見た目恵まれてないのに頑張ってる人の方を応援してしまう。
素直に「強い人」「上手な人」「恰好良い人」を応援できる人が羨ましい。
才能の上に、みんなの応援があって、強くなれるって事だってあるだろう。
努力してるのを見せないだけかもしれない。
見た目恵まれてるように見えると、その分を敢えて引き算してかかるこの性分。
素直じゃないねーと思う。

今改めて、「大鵬」さんの苦労、人となりを称えた記事に触れ、深くご冥福を祈る気持ちでいっぱいになっている。
恵まれた体は鍛えてできたもの。身長は高いが体が細く、勝つために何でもしたという。
終戦時「樺太」から引き揚げ、辛くも生き延びた体験から、現役時代から献血運搬車「大鵬号」を日本赤十字社に送り続けたという。
誰にも真似のできないくらいの苦労、努力、善行を積んできた方なのですね。

何かで表彰された時の映像で、奥様をねぎらっていらっしゃる様子が映し出されてた。
こういうのは本当に見ていてホッとする。
男が、相方の事を「愚妻」などと言って威張ってるのが大嫌い。
謙遜とか、照れ隠しとかフォローする人があるけれど、それも含めて嫌である。

できる人は、人を尊重できる人でもあると思う。

お母さん思いの方でもあったという。天国に行かれることでしょう。
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