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子供の日と柏餅

♪屋根より高い こいのぼり・・・♪ 
 爽やかな風に泳ぐこいのぼり。
  
 子供の頃は、4月になると、家毎に、畑の中や庭に、太い孟宗竹を立てて、七色の吹流し、大きい鯉を泳がせていたり、幟旗がはためいていたのを覚えています。一家で、何本も立ち上げている家もありました。
 明るい陽の中を、木々の緑の中を、色鮮やかな、鯉や、幟旗が、風を含んではためいているのは、何とも勇壮で、活気がありました。
 今思うと、朝陽と共に取り付け、日没と共に仕舞う事を、繰り返し、子供の成長を願ったのでしょうが、大変な作業でもあっただろう事と思われます。
 
 結婚してからは、社宅だったから、男の子がいる家では、ベランダに取り付ける、小型の飾りを、泳がせている家庭が多く、女の子ばかりの我が家では、それがなく、子供達は、うらやましかったようで、欲しがる事もありました。そんな時は、幼稚園で作ってきた鯉のぼりや、お菓子のおまけのような小さいのを、飾る事もありました。

 この頃は、地域のイベントとして、何百匹、千単位かもしれない程たくさんの鯉を繋げて、川幅いっぱいに泳がせたりしているのを、見ることがあります。これも又圧巻です。今年は、団地の建物と建物の間に、張ったロープに、たくさん繋げて泳がせているのを見ました。
 お祭りの花飾り、七夕飾り、門松など、外に出して飾る物は、好きですねぇ。なんとはなしに、気持ちが楽しくなります。
 この頃は、クリスマスのイルミネーションが、幅を利かせてる感ありですが。

 「子供の日」というと、母がいつも「柏餅」を作ってくれたのが、思い出です。やはりハレの行事には、それのご馳走が、いつもありました。
 柏の木がある近所の家で、葉っぱを下さったり、八百屋さんで、乾燥させた葉を売っていたのも記憶にあります。朝から(多分、母は前の日から)大忙し。子供達にも役割分担があって、あんこを丸める係。練った米粉を丸める人、それを、かまどの銅壺の、木の蓋を押し付けて、丸く広げる係。薄く丸く広げた皮に、あんこを乗せ、半分に畳んで、それを柏の葉で包み、湯気の上がった蒸し器で蒸しました。
 こんな手伝いは大好きでしたが、難しいところは、母や、器用な姉が担当してた様に思います。私達が成長してからは、こんなに大掛かりで作る事はなくなったのですが、今も柏餅を見ると思い出します。

 結婚して、相手の家に行った時、庭に柏の木があるのを見て、
「わー!柏餅の葉っぱの木がある!」
と、嬉しくなって、声に出して、大喜びしてしまいました。ひどく不思議がられてしまいました。
 多分、私の柏餅の思い出の中に、(自分の家にも柏の木があったらいいな!)と潜在的に憧れてたのだと思うのです。
 柏餅を食べる習慣は、一緒でも、買うのが当たり前の人と、作って食べる物という体験が違えば、全く異なった印象になってしまう事が、わかった一つの出来事でした。

 東京に住むようになって、「味噌味の餡入り」があるのを、初めて体験しました。

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