スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

IHに炎が・・・!?

「IHは炎がないんでしょ!なのに火が出るってどういうこと?」

 この頃時々、IHを入れた方から、質問が相次いでありました。
 「IHなのに火が出て、火事になったって事故があったっていうのは、どういうことなの?」と、いうのです。なんですか、テレビの番組でそんな報道が、あったらしいのです。
 どんな報道内容だったのか?知らないのですが、IHの仕組みを知らずに、一面的な思い込みで、間違った使い方をしたのではないかと想像されます。

 なぜか?と言いますと、もう5、6年前になるかと思うのですが、「暮らしの手帖」という、賢い主婦のバイブル的な雑誌が、「IHは炎が無い」というのに、「火の手が上がった」という記事を掲載しました。フライパンから炎が上がっている写真が掲載されてもいました。東京電力が、オール電化をすすめる宣伝を始め、首都圏にIHが普及し始めの頃でした。

 首都圏へのIHの普及が、関西以西より遅れたのは、一気に普及すると、電力の供給不足が起きては大変と、言う事で、積極的に推し進めなかったと聞いています。

 ともあれ、採用を取りやめ、ガス方式にした方の現場にも何度か遭遇しました。採用に踏み切った方も、不安になったようで、行く先々で、質問されました。

 その記事は、「フライパンの底を焼いてから、炒め物をしようと油を注いだら、なんと燃え上がった」というのです。空焼きしすぎ状態の鍋は、チッカチッカに熱くなってしまってます。そこに油を注げば、油の発火点である、370℃以上の温度になっていたら、油が燃えます。これは、IHだからではなく、ガスでも、電気やハロゲンヒーターでも、同じ事が起きます。
 一つ考えられるのは、鍋がそんな状態になれば、ガスや電気ヒーターなどの直火方式だと、加熱口周辺も、逃げた熱で相当熱くなり、空焼きしすぎを、体も感じるので、一旦止めて温度を下げてから、調理に移ることでしょう。IH(Induction Heating=電磁誘導加熱方式)は、反応する金属鍋だけを加熱させる、という加熱方式です。それゆえ、そこまでアッチチ状態になっているのを、感じにくいという事があるかもしれません。
 その上、熱効率が良いので、熱々になるのが早いのです。

 今の商品には、鍋底の余熱完了を知らせる物も出ています。・・・が、加熱中の鍋の上に、手をかざしてみれば、分かる事と思います。

 揚げ物の際、専用鍋に定量以上の油を入れて、「揚げ物」キーで、加熱させれば、温度調整機能が働いて、設定した温度を保ってくれます。センサー管理で、上がりすぎを防いでくれますが、油ですから、煮物や、水沸騰の温度の倍近い温度での調理です。ガス、電気ヒーターなどの直火調理と同様、揚げ物中は、キッチンを離れないで下さい。

 3口あるビルトインタイプの、奥1口は、「ラジエントヒーター」という、ヒーターそのものが、発熱する加熱口がある物が多いです。ここは、スイッチが入ると、触ったら熱いですし、鍋が乗ってなくても、加熱され、500~600℃にはなりますから、IHと違い、紙や布、プラスチックは燃えてしまいます。
 ここは、加熱調理用の鍋なら、材質を問わず加熱できるのですから。

 ガス調理器同様、給排気口は、必ず開けておいて下さいね。魚焼きグリルも、「シーズヒーター」という発熱するヒーターですから、調理中、排気口はかなり熱くなります。

 IHクッキングヒーターといってますが、丸ごとIHでなく、加熱の仕組みの違うヒーター方式のものが組み込まれています。これらの事を知って使って頂けば、事故は防げるはずです。
 一面的なことを捉えての心配は、無用ですよ。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。