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季節の果物(柿)

 今年、柿は不作でしょうか?
 色付き始めの、まだ朱にはなれず、薄い橙色ですが、こぼれそうに実を付けてる木がみられません。

 今の子供達はあまり好まないらしいのですが、やはり秋には柿を食べたくなります。
 故郷の集落の家々の庭先には、どこの家にも柿の木があり、色付くのを待ち構えて食べたものです。

 10月運動会の頃には、いちじくに替わって、まだ青味が勝ってるみかんと、歯ごたえのある薄い朱色の柿がおやつにになりました。
 育つ頃は7人兄妹の子沢山家庭。本当は、しっかり熟した、とろっとした舌触りの色濃い柿が食べたかったのですが、そんなになるまで待っててもらえるわけがなく、色付いた物から競争で食べなきゃ、口にできませんでしたから、毎日、なるべく美味しそうに色づいたのを狙って食べてました。
 母の実家は豊橋市の海寄りでした。祖母は、私と同じで、熟柿柿派。山寄りには石巻という柿の産地があり、背負って売りにくる人がいたり、手に入れやすかった様で、季節にはたくさん貯蔵してあり、スプーンですくって食べるくらいに熟したのも食べさせて貰いました。

 無花果は、樹齢のかなり経った、太い幹に洞があるような古木があって、その上、器用で何でも物にしてしまう次兄が、裏の道路沿いの空き地に挿し木したのが良く育ち、食べ切れないほど成りました。毎年、「ご自由にお取りください」の札を下げて、道行く人にも食べてもらえる位ありました。
 市場に出ている(西洋イチジクと呼んでました)丸っこくて色の濃いのと違い、自分の家のは、「日本いちじく」と言ってました。色は薄く、実はほっそりした形で、中の花の部分がきめ細かく、甘かったです。葉は、切り込みが深く、見れば違がはっきりわかりますが、栽培種ではないからか?店頭で見かけることはないです。実も赤っぽいのより傷みやすいので、流通に乗せにくいのだと思います。
 
 私が就職して、帰省した時、柿の木に熟した実がいくつか残っていました。子供の頃はありえなかった事です。
母が、「やっと、子守り柿を残してやれる様になったよ」と言いました。
 よく、晩秋を描いた絵や写真の中に、一つ二つ実がついた柿の木が見られます。収穫のお礼に少し残しておくのだそうです。鳥達へのやさしい心使いなのでしょう。
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テーマ : ひとりごとのようなもの - ジャンル : 日記

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