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雨には負けそう、闇には泣けそう

雨と闇は大敵。
 お施主様の御要望で、お勤めのある娘さんも一緒に説明受けたいから、土曜日にと希望があり予定を組む。ところが、その日は娘さんの都合が悪い事がわかり変更。私の雇用は10月いっぱい。(勿論お施主様には関係無い事だから知らせる事もできず)11月になっても良いと言われるが、そうもいかず、平日なら帰宅が夕方7時頃、その時間にと決まる。
  
 秋、陽が落ちるのは日一日と早くなり、5時くらいから薄暗くなり始め、7時はすっかり闇の中。おまけにこの日は雨。地図が見えない。電車の中で地図をよーくみてみた。最寄駅から、住んでる人には遠くない距離。車が入りにくそうな細くて入り組んだ道。タクシードライバーさん嫌がるだろうし、乗るほどの距離でなし。こんなのが一番辛い。救いは、お施主様とアポとって、ご都合の良い日程にて訪問宅なので、電話番号は知らされている。
 
 電話してみた。大きいスーパーがあり、それを自分の所在地にして、案内をお願いした。この場所から一筋入ったら畑が混じった住宅地。街路灯はあり、かざして見ようにも、地図は濡れてくしゃくしゃ。「十字路を右」と言われたが、それらしくもあり、道幅分くらいずれてもいて、これは十字路といわないなー?とも考えたり。(出てきて下さらないかしら?)と心細い思いで歩く。(雨だもの、お客様も外へ出たくないよねー。)それでも私は仕事だもん、行かないわけにはいかないのです。最後の分岐点には出て下さる事になり、奥様の姿が見えた時にはホッ!として、雨で濡れただけでなく、ちょっと違う物も滲み出てしまった。
 
 来月から、この仕事ができなくなるのは不本意だが、もうこんな思いはしなくて良くなるんだ!とも思った。

 まず、初めて使う事になった「食器洗い乾燥機」来てもらうまで、どんな使い方をしたらいいのか?皆目わからないと、全くさわってもなく、搬送中の部材ズレ防止テープもついたまま。
 その場にあった食器を並べ方の案内しながら、セット。洗剤もこぼし入れて、レバーを閉じて、給湯つなぎか、給水つなぎかの確認をするため、給湯器のスイッチ入れて、「スタート!」
 給水音がない。スタートキーのところが点滅のまま。(あー、止水栓閉まったままだ!)と分かり、下部カバーを外して、奥の止水栓をさわると、やはり閉まってた。ちょくちょくある事です。
 これは、お客様では分かりにくい事だから、故障?不良品?と思われてしまうところだった。

 こんなことでも、わかってる人間が、チェックしたり説明しなきゃ、トラブルの原因になったり、あっちこっち人が無駄に動く事になる。 やっぱり、私って、会社にとっても、お客様にとっても、非常にお役にたっているのです!
(優秀なる説明員を解雇して、どうなるの?)なんて思うけど、こんな事は、私が考えることじゃないと、言われるでしょうが、実際、分かって臨機応変に対処できる人間を重宝しないってのは、勿体無い事だと思うのです。組織が大きいと、末端でいくら頑張っていても見えないんでしょうね。

 次の日は、キッチン本体はデザイナーオリジナルか何かで、食器洗い機が、P社製って事で、説明依頼がかかり、訪問。浴室の設備も、色々な工夫や、部分的にコーティング加工があって、説明しなきゃせっかくの技術工夫もわかってもらえないところだった。
 シャワーヘッド(シャワーの目が細かいので、使い心地は良いはずだけど、水の中のミネラル成分などが詰まりやすい為、中の網などを掃除できるよう外せる仕組みになっているのです。その為の部材が梱包されてるのに、見た目では何のためのプラスチック板かわからず、お客様に手渡されて無い事があったり、紛失してたりの確立高いのです。
 これは、分かる人が、現場でチェックしないと、お客様では何のための物か分からない。無くても気がつかないで、無いまま、いざ必要事態になったとき、(ここが、外せるといいのにねー)って事になるのだと思うのです。
 
 この部材はほんの一例。機器類には、付属部材が多いです。これらは、単独でポンと置かれていたら、目的が分からない事が多いのです。訪問時、確認して差し上げるのも大事な役割りです。

 翌日は年配のご夫婦宅。IHのことも。今や換気フードが、調理器と連動して動く物あり、このお宅でもそれ。節水になると言われて入れた食洗機。収納したまま、ご飯炊きのできるスライドユニット。各引き出し開ければ、収納便利な為のパーツがいっぱい。
 さあそれで、困ってしまってました。
 一つ一つ、手順は触ってもらいながら、操作の説明。仕組みを説明して、食器を入れて試運転。キャビネットの中の収納案内。浴室やトイレのリモコン操作も分からないから、恐る恐る使ってると言われる。すっかり頼りにされてしまいました。ご夫婦の気持ちわかります。それは、私の業務外ですとは、とても言えないのです。
 時間がかかってしまい、午後の現場には、昼食とれずに入る。こんな事もよくあること。
 知ってるのに、知らん振りしてほっとけない。困っているの見て見ぬ振りできない。会社からしたら、「いらん事するな!って事になるのでしょうねぇ。」

 その次の日は、若いご夫婦宅。納得して使いたいからと、疑問をしっかり投げかけてこられた。ほとんどの質問には応えられます。これは、現場で鍛え上げた賜物。
 「いろんな事が良くわかって、納得できたわ。来て貰って良かったね」とご夫婦で、喜んで下さった。

 こうなると、私が訪問して、チェックしたり、確認したり、質問に応えたり、こんなに「お客様の為になるサービス」ができるのに、所属先がなくなり、退社するしかなく、よってこのスキルを使う機会がないって事になるんですねぇ。

 訪問先が分かりにくい場所、天候不順、雨風雪だろうと、反対に、強い陽射しに照り付けられても、タクシードライバーに嫌な顔されても、何しろ約束した時間に、訪問先に出向かなきゃならない。
 これらから開放されるのは、正直嬉しい。
 でも、教えて差し上げたい。お客様よりは、プロだから当たり前だけど、何十倍もいっぱい分かっているんだもの。

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テーマ : ひとりごと - ジャンル : 日記

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