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切ない訪問

 こんな事あんな事、長きに渡った訪問生活ですから今思い出すだけでも、様々いっぱいの体験をさせてもらいました。

 一時期、依頼元の営業所は違ったけれど、小田急線沿いの温泉のある街に、あまり間を置かず
2回ほど訪問。どちらも、温泉宿経営者ご自宅。ちょっと、切ない思い出。

 一件目は、坂を上りきる途中、立派な門を入り、階段状の庭が続き、洋風の大きい建物。美人の女将。なんて素敵なロケーション!
 システムキッチン本体は、当時はM電工製。しかし組み込まれている機器類の全てが、他社品。せめて取り扱い説明書が現場にあれば確認しながら案内ができようものの、無し。
 詳しい説明はできず、ガスの栓は未開栓状態であり、着火確認も不可能ときた。
 ガス調理器の魚焼きグリルと、オーブンの空焼きは、庫内に錆止め油等の塗布があるので、使用開始時にまず、空焼きをして、これを焼ききって頂くようお願いして、これは、どこの商品も然りなのです。嫌なニオイと、場合によると、上面のバーナー口からも少し煙が立つ事もあるのです。これをしないでいきなり調理すると、ニオイが移ることがあり、大事な処置なのです。
 訪問時、ガスが通じていれば、当然私がさせて頂いている作業です。
 キッチン本体が、オーダー調で高級ランクである為の、特別フォローシステムの案内をして、退散。
何だか、後味の良くないものが残ったのです。機器のメーカーから説明員は来ておらず、金額的には、一番高い本体メーカーとして呼ばれたのかも?ですが、それは違うと思ったのです。

 二件目は、外構の工事中。キッチンは出来上がっていたものの、玄関も未完成との事。
ここも、小高い場所で、玄関は道路と面一、キッチンのある2階部分は庭に面しているという造り。それで、中に入るには、擁壁にただ立てかけてあるだけの鉄骨梯子、これがほぼ垂直、ここを上ってくれという。ヒーと悲鳴を上げたいくらい。こんなキケンを犯してまで行かねばならぬのか?
(嫌だ!帰りたい!)
 それでも仕方なく、工事の方が、荷物バッグを先に上げてくれて、梯子は下で支えてくれてはいて、こわごわ上がりきったのでした。
 この後愕然。
後からいらした女将である女主人、すてきなお着物に真っ白足袋姿で登場!
(びっくり仰天!この人は並外れた才能のお方なのかしら?)
「あ、あの梯子を、そ、そのお姿で上られたのですか?」と、思わず感嘆の声を上げてしまいました。
すると、返ってきた言葉が、「まさか、中にはちゃんとエレベーターだってついていますよ!」と自慢げ。
 そして、帰りも私には、中を使わせては下さいませんでした。
(お客じゃない、業者だもん。仕方ないよね。)と言い聞かせながらも、これは怖さと相まって、ワースト記憶として忘れられない思い出となりました。

 どんな状況に出会うかわからないので、訪問先へはいつもパンツ姿でした。
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